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ぶきっちょでもパリコレ【手作りの魅力と高級クチュール。夢を実現するラボ】
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  • 服作り初級コース(リニューアル)ゴム入りスカート

服作り初級コース(リニューアル)ゴム入りスカート

カリキュラム

  • 7 Sections
  • 13 Lessons
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  • 001裁断
    3
    • 1.1
      001-1 裁断の全体像
    • 1.2
      001-2 裁断の前に地の目を通す
    • 1.3
      001-3 裁断
  • 002使う道具
    2
    • 2.1
      002-1 スカートの完成した形と、製作に使う道具の説明
    • 2.2
      002-2 縫う前にミシン針と糸の準備
  • 003袋縫いの1本目とアイロン
    1
    • 3.1
      003 袋縫いの最初を4mmで縫う
  • 004袋縫い2本目
    1
    • 4.1
      004 袋縫いの2本目を縫う
  • 005 ウエストと裾のアイロン
    1
    • 5.1
      005 ウエストと裾のアイロン
  • 006 ウエストと裾のステッチ
    3
    • 6.1
      006-1 ウエストのステッチ1本目
    • 6.2
      006-2 ウエストのステッチ2本目
    • 6.3
      006-3 裾のステッチ
  • 007 ウエストにゴムを通す
    2
    • 7.1
      007-1 ウエストゴム1本目を通す
    • 7.2
      007-2 ウエストゴムを通す2本目

001-2 裁断の前に地の目を通す

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使用するツール

  • コットンなど使用する生地
  • 型紙
  • 裁断ハサミ
  • 文鎮
  • 方眼定規

裁断の工程では、生地を型紙に合わせて正確に切り取ることが重要です。
また、生地の「地の目」を整えることで、作品全体の仕上がりが良くなります。以下では、裁断に必要な準備と手順を詳しく説明します。


必要な道具

  • 裁ちばさみ: 生地をまっすぐ切るための専用ハサミ。
  • アイロン: 生地のしわを伸ばして整える。
  • 定規: 縫い代や型紙サイズを確認するために使用。
  • 裁ちバサミまたは小ばさみ: 縫う際の目印をつける。

手順

1. 生地の準備

水通しとアイロン掛け

  1. 生地が縮むのを防ぐために、購入後は必ず水通しをします。
  2. 水通し後は、縦方向と横方向にアイロンをかけ、生地を平らに整えます。
  3. 作業前に、しわがある場合は再度アイロンをかけて準備を整えます。

2. 地の目を整える

地の目とは?
地の目は生地の縦糸と横糸が直角に交わっている状態のことです。この状態を保つことで、作品が歪みにくくなり、美しい仕上がりになります。

地の目の整え方

  1. 生地の耳(両端の縫い目が密になった部分)から2~3cm切り込みを入れます。
  2. その切り込みを起点に、生地を左右に裂きます。
  3. 横糸を数本取り除き、横方向が整うように調整します。

注意点

  • 生地によっては裂けない場合があるため、その場合は裁ちばさみを使ってまっすぐ切りましょう。
  • 固い平織りの生地は、裂く作業を省略しても構いません。

1.ウエストにゴムを入れるギャザースカート作りの開始

これから、ウエストにゴムを入れてギャザースカートになるレッスンを始めます。
まずは子供服サイズで作りましょう。

2. 生地の下準備

コットンの生地に水通し(一度、洗濯して乾かす)をしてます。
その後、縦と横方向にアイロンをかけておきます。

生地がシワになっている場合は、アイロンで軽いシワをとっておきます。

3. 地の地の目を通す方法

生地の耳(端)から1~2cm上がったところに、2~3cmほど切り込みを入れて左右に裂きます。

4. 生地を裂く際の注意点

裂けない生地もあるので、その場合は無理に裂かずに他の方法を試します。
また、斜めに歪んでいる場合は裂くか、織り糸を取り除いて横方向の地の目を整えます。

5.横糸を通して生地を整える

横糸を取り除き、縦の織り糸を切り落としながら、横糸を抜いていきます。

横糸を端から端まで通して取れるようにして、生地の地の目を整えます。

6.生地の余裕のある部分の処理とアイロン掛け

縦の余分に出ている部分を裁断ハサミで切り落とします。
余分な糸を捨てることで、横方向に糸を取りやすくなり、地の目を楽に通せます。

その後、アイロンで生地を広げてシワを取り、生地が斜めにならないように


3. 型紙に合わせて裁断

  1. 生地を耳のある縦地をそろえて、設置します。
    必要であれば横地も地の目を通して、丁寧に設置してください。
    固さのある生地であれば、横地は気にしなくても大丈夫です。
    • ウエスト部分: 4cm(1cm+3cm)
    • 裾部分: 2cm
    • 両脇: 1.5cm
  2. ラインに沿って裁ちばさみで切り取ります。
  3. 縫う際に必要な目印(ノッチ)をつけます。
    • ウエストの1cmと4cm部分に左右2箇所ずつノッチを入れます。

4. 生地幅とサイズの確認

今回の課題では、型紙サイズは47cm(幅)×37cm(長さ)ですが、生地幅や着用者に合わせて調整しても大丈夫です。

参考の最低サイズ

  • 身幅:ヒップ+15cm
  • スカート丈:着用者の好みに応じて調整可能。

もし課題通りに進める場合は、このサイズで裁断してください。


5. 生地が動かないようにする

固めの平織り生地の場合、横の地の目を気にしなくても安定していることがありますから、縦方向だけ整えて横は生地を自然に広げてあげると良いでしょう。
柔らかい生地の場合は、必ず横のの地の目を整えてから作業を始めましょう。


ポイントとアドバイス

  • 地の目を整える: 裁断後の縫製が楽になります。
  • アイロンで生地を整える: シワがない生地は裁断しやすいです。
  • 縫い代とノッチを忘れない: 後の作業がスムーズになります。

これで裁断作業は完了です!次の工程では、ウエストのゴムを通し、ギャザーを作るレッスンに進みます。引き続き、丁寧に進めていきましょう!

水通しとは?

水通しとは、生地を裁断する前に水に浸して洗う工程のことです。特に綿素材などの天然素材の布を扱う際に行います。この工程には以下の目的があります:


水通しを行う理由

  1. 生地の縮みを防ぐ
    天然素材の生地は、水に濡れると多少縮む性質があります。裁断前に水通しをしておくことで、縫製後に生地が縮むトラブルを防ぎます。

    当店では通常の洗濯をして干して乾かす工程をお勧めしています。
  2. 生地表面のノリを落とす
    生地は製造時に仕上げのためにノリや化学薬品が付いていることがあります。このノリを落とすことで、生地が柔らかくなり、扱いやすくなります。
  3. 縫いやすさを向上させる
    水通しで生地の質感が安定し、縫製中に滑りにくくなります。

水通しの方法

  1. 準備
    ぬるま湯をたっぷり張った洗面器やバケツを用意します。
  2. 生地を浸す
    生地を広げた状態で水に浸します。しっかりと水を含ませることで、縮みが均一になります。
  3. すすぐ
    生地を軽く揉むようにして表面のノリを落とします。必要であれば何度か水を替えながらすすぎます。
    このような水を替えたりしないで済むので、洗濯機で洗ってしまうのが楽です。
  4. 干す
    シワを伸ばしながら陰干しします。完全に乾かす前に取り込み、軽く湿った状態でアイロンをかけるとシワが取れやすくなります。

注意点

  • 生地によっては水通しが不要なもの(合成繊維や一部の特殊素材)もありますので、購入時に確認しましょう。
  • 色落ちしやすい生地は単独で水通しを行うことをおすすめします。

水通しは、縫製前の準備として欠かせない大切な工程です。ひと手間かけることで、仕上がりの満足度が大きく変わります。ぜひ忘れずに取り入れてください!

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