006-2 ネコの体の下の側面を両脇を縫う

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🧰 使用する道具
- ミシン(返し縫いができる設定)
- まち針
- はさみ
- 目打ち(角出し・微調整用)
- メジャー・定規
- インベル(芯地テープなどのハリのある帯状資材。ここでは定規代わりや直角取りのガイドとして使用)
✨ 洋裁用語ミニ解説
- 返し縫い:縫い始め・縫い終わりに数針往復して縫い目を固定する基本操作。
- 地の目:布の織り糸方向。地の目に沿って縫うと歪みにくい。
- かぶり分:表側が裏に少しだけ回り込むための余裕量。今回の目安は約1〜2mm。
- インベル:本来は芯地テープ。ここでは幅決めや直角保持のガイドとして机上で布を押さえる役割で使うよ👍
- パシパシ:講師が呼ぶ重なり部・折り山の並びのこと。縫い位置を決める目印として扱います。
✅ ここまでの状態を平らに整える
ひっくり返して縫う段階まで来たら、まず全体を平らに整えます。
一度に全部は縫えないので、面を作って落ち着いて進めましょう。焦らずゆっくりで大丈夫です😊


📏 インベルで幅を合わせてガイド作り
- インベルを使い、片側を約4.2cmにセット。反対側も同じく約4.2cmにそろえます。
- 直線が出ているかを軽く確認。ここがきれいだと仕上がりがぐっと安定します✨


🧵 1本目を縫う(捨てミシン感覚)
- まずは返し縫いなしで1本、まっすぐ縫います。
- つづけて、最初の線と平行になるように、見た目で平行が取れればOK。やや外側にもう1本縫います(こちらは返し縫いで始末)。
- 目安として、途中で約4.6cm幅のバランスを見ています。無理なく取れる範囲で大丈夫👌



➕ かぶり分を足す(約1〜2mm)
- 先に縫ったラインのやや内側を狙い、かぶり分を意識して縫います。
- 目安は2mm弱。生地によって差は出ますが、1〜1.5mmでもきれい。
- パツパツより少し余る方が安心。のちほどの表情がやさしく出ます🌸


🐾 側面が縫えたら角を整える
- 側面が縫えたら、目打ちで角を軽くかき出し、形を整えます。
- ここで一息。いい感じに落ち着いてきますよ✨


🔁 反対側も同じ流れで
- 反対側に移る前に、まち針は迷子にならないうちに外すと安全。
- かぶり分のたるみが表に出てこないように、本体側へしっかり追い込んでおきます。
- インベルを直角に当て、今度は約3.6cmで左右をそろえてセット。
- 先ほどと同様、返し縫いなしの1本でガイド → 平行に本縫いへ。
- かぶり分は左右同程度(約2mm)に。偏ると傾いて見えるので、目と手でダブルチェック👀✋






🐱 顔パーツに当たらないよう縫い進める
- ネコの顔を縫い込まないよう、手でよけつつ目で確認します。
- へこんでいる部分は厚みの横を通り、地の目に平行に縫います。
- 必要に応じて、パシパシがないところまで縫い足し、顔のすぐ下のぎりぎりまで攻めます。ただし顔本体には入らないよう慎重に。ここがきれいだと完成度が上がります💪


🧽 微調整と仕上がりチェック
- ひっくり返して全体を見ると、中に回り込む分量が少し入っている状態が理想。
- 切り込み部分に軽い傷みがあっても、中に入り込んでいれば実用上は問題なし。
- 表から見てラインがそろい、ふっくら感が出ていれば成功です。とてもいい仕上がりです✨
🎉 完了
これで両側面の処理がいい感じに決まりました。最後まで丁寧に進められて素晴らしいです。小さな差は表情のうち。自信を持って次の工程へ進みましょう🌼😊
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