上級コース|衿付きブラウスで学ぶ 服を成立させる縫製

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上級コース|衿付きブラウスで学ぶ 服を成立させる縫製

現在、春の半額キャンペーン開催中(3/20~3/27まで)

※副資材、型紙などは割引対象ではありません。
この講座に必要な資材は、インベル、接着芯、実物大型紙、必要であれば学習チェックシートです。

上級コースでは、
服作りを「縫う作業」から
服を成立させる設計へ進めていきます。

扱うテーマは次の5つです。
53動画レッスン

・背中ギャザー
・袖付け
・袖口のデザイン
・ロックミシンを使わない見返し
・衿の成立条件

それぞれ別の技術ではありません。

共通しているのは、
布の分量差をどう扱うかという考え方です。

布を無理に押さえ込まず、
落ち着く状態を作りながら縫う。

この考え方を身につけると、
服の仕上がりは大きく変わります。



この講座が必要な方

この講座は、次のような方に向いています。

・衿がきれいに落ち着かない
・袖付けで何度もほどいてしまう
・ギャザーを寄せる作業が苦手、またはしんどいと感じている
・ロックミシンがなくても、きれいに仕立てたい
・縫い代まで整った服を作りたい

そして、

・「すごいね。どこで売っているの?」
そんなふうに声をかけられる服を作りたい方。

この講座では、
ひとつのブラウスを作る工程を通して、
さまざまな服作りに応用できる技術を学びます。

背中ギャザー、袖付け、衿、見返しなど、
すべての工程を応用できる形でスキルに落とし込んでいます。

さらに、このブラウスは
**型紙を写し取る講座(別講座)**にもつながっています。

実物大型紙で服を作り、
そこから型紙を写し取る方法を身につけることで、

気に入った服を
自分の型紙として残し、
アレンジしながら作ることができるようになります。

型紙を探し続ける
「型紙ジプシー」を卒業したい方にもおすすめです。

この講座で作る一着が、
これからの服作りの基準になります。


講座の進め方

この講座は、
3分〜10分程度の動画レッスンで構成されています。

短い動画を順序よく見ながら、
一つずつ工程を進めていく形です。

それぞれのレッスンページには、

・動画の内容をまとめた手順
・工程ごとの静止画像

を掲載しています。

動画を見返さなくても、
ページを開けば
「どの工程だったか」がすぐに確認できます。

レッスンページは
印刷するとそのまま教科書になる構成です。

メモを取らなくても、
必要な内容がページに整理されているので、
作業しながら確認することができます。

また本講座では、
工程が多く、デザイン要素も含まれているため、
学習チェックシートをご用意しています。

オンライン講座は、
見て終わってしまうこともありますが、

この講座では
約100ページにわたるチェックシートに
作業内容を細かく整理しています。

・どこまで進んだか
・どの工程を確認したか

ご自身の学習記録としても
お使いいただけます。

動画・レッスンページ・チェックシートを組み合わせて、
順序よく学習を進められる講座です。


背中ギャザー|量産と一点物の違い

実は、プロの現場でも
ギャザーを美しく寄せられる人は多くありません。

理由は単純です。

機械で一律に処理するからです。

比率を設定し、
そのまま縫い進める。

大量生産なら合理的な方法です。

でも、家庭で縫う一着は違います。

同じ生地でも、
湿度も、厚みも、落ち方も違う。

小ロットで縫うなら、
手で寄せた方が安定することが多いのです。

私はピンクハウスのサンプルで
ギャザーだらけのワンピースを8年間、
膨大な量を縫いました。

ギャザーミシンも使いました。

それでも最終的に一番安定したのは
手で寄せる方法でした。

理由は単純です。

機械は比率を守る。
手は状態を読む

布がどう落ちたいのか。
どこで密にするべきか。
どこで緩ませるべきか。

それを見ながら寄せると、
ギャザーは自然に整います。

冷たい整列ではなく、
温度のある均一。

細かく整い、
全体が揺らがず、
内部が潰れていない状態です。

ギャザーが苦手な人ほど、
順序と構造を知った瞬間に変わります。

寄せる作業が
苦行から設計へ変わるのです。

そして縫い終わったギャザーの縫い代を
丁寧に処理します。

ロックミシンに頼らず、
縫い代の行き場を設計し、
分量を正しく収める。

ロック無しでギャザーを仕上げたときの達成感は、
喜びそのものです。

肌の弱い人。
透ける生地。
縫い代のゴロつきを出したくない服。

表だけでなく、
裏側まで静かに美しい。

既製品では
ほとんど見かけない仕立てです。

縫い終わったとき、

「シワを整えながら縫う時間が、
もう終わってしまう」

そんな感覚になります。

ギャザーが嫌いだった人が、
名残惜しくなる。

ここで起きるのは
技術の向上だけではありません。

布を見る目が変わります。

寄せ方が変わり、
縫い代の扱いが変わります。

そして、
服を見る視点が変わります。

上級とは、
縫い方を増やす場所ではありません。

服を成立させる側に立つ場所です。


袖付け

袖付けは、
平面の布を
腕が動く立体へ変える工程です。

身頃と袖のカーブは
逆向きに作られています。

そのため、袖には
ほんの少しの分量差が生まれます。

この分量差は
無理に押し込むものではありません。

上級では、
この分量差を受け止めながら
形がきれいに落ち着く袖付けを行います。

本講座では
縫い代をすっきり整える
ガッチャンコ縫い
袖付けにも取り入れています。

縫い代に段差ができるため、
いきなり縫い始めると
位置がずれてしまうことがあります。

そこでまず
ミシンの前にピン打ちを行い、
袖が一番きれいに収まる位置を確認します。

この工程を入れることで

・縫ってからほどく
・途中で形が崩れてやり直す

といったストレスを防ぐことができます。

さらにしつけ縫いをしてから
ミシンに進めば、
縫う前に仕上がりを確認できます。

分量差を怖がらず、
逃げず、
きちんと扱えるようになると
袖付けは難しい工程ではなくなります。

ガッチャンコ縫いで袖付けを行うことで、
ロックミシンがなくても
縫い代まできれいに仕上がります。

肌あたりもやさしく、
見た目もすっきり整う。

手作りならではの
上質な仕上がりを
この講座で身につけてください。


袖口の遊び

袖口は
手首に沿うゴム入りのデザインにしました。

ただゴムを入れるだけではなく、
袖口のカーブを活かして
やわらかなラインが出る形に整えています。

この工程では
見返しと正確に縫い合わせる方法を学びます。

見返しの処理は

・ブラウス
・ワンピース
・ジャケット

など、さまざまな服作りで使える基本技術です。

袖口で身につけておくと
服作りの幅が広がります。

さらに袖口には
小さなベルトタブを付け、
Dカンでアクセントを加えました。

シンプルなブラウスでも
袖口に少しの遊びがあるだけで
印象が洗練されます。

この講座では
厚みが出ないように整える
薄くきれいに仕立てるDカンの作り方も紹介します。

小さな工夫ですが、
服作りの仕上がりを
一段きれいにしてくれる技術です。


ロックミシンのいらない見返しの作り方

このブラウスでは
見返しの仕立てにも特徴があります。

ロックミシンで端をかがる方法ではなく、
接着芯をきれいに貼り、
縫い代の端を折り込んで整える仕立てです。

この方法にすると
縫い代がすっきりまとまり、
裏側も薄くきれいに仕上がります。

後ろ見返しは
縫い代を折り込んだ
薄い仕立てで作ります。

前見返しは
細い三つ折りで処理し、
裏側の縫い代をきれいに整えます。

見えない部分ですが
ここが整っていると
服全体の印象が上品になります。

この仕立て方は

・一重のジャケット
・軽いコート
・スラックス

などにも応用できます。

覚えておくと
ロックミシンがなくても
すっきりとした仕上がりの服を作れます。

また接着芯で安定させることで
ロックミシン処理よりも
芯がはがれにくくなる場合もあります。


上級|衿

衿は、
ただ付けるものではありません。

衿ぐりと衿は
同じ長さではありません。

ほんのわずかな差を
どこに逃がすか。
どこで落ち着かせるか。

ここを読めないと

・前が浮く
・首まわりがもたつく
・衿が広がる

そんな違和感が残ります。

既製服の多くは
平面で処理します。

縫いやすくするため。
工程を安定させるため。

しかし
平面に押し込まれた衿は
立体の首まわりで反発します。

動けば崩れる。

それは技術不足ではなく
処理の考え方の違いです。

上級では

平面で押し込まず
分量差をなじませます。

無理に引っ張らない。
無理に押さえ込まない。

縫う前に整え
縫いながら安定させる。

分量差は
数字だけでは決まりません。

何ミリ控えるかではなく

その生地が
どの状態で落ち着くか。

そこを見極めます。

薄地でも
厚地でも
成立の考え方は同じです。

素材が変わっても
仕上がりが揺らがない。

それが
成立条件で縫うということです。

衿は
縫い合わせる前に
ほぼ決まります。

・衿ぐりを安定させる
・分量差をなじませる
・縫う前に落ち着きを作る

準備が9割。

縫いは確認です。

ここを通ると
衿は飾りではなくなります。

服の印象を決定する
構造になります。

派手ではありません。

でも

着たときに違和感がない。
時間が経っても崩れない。
静かに整っている。

それが
上級で扱う衿です。


上級コースで身につくこと

この講座では、
新しい縫い方を増やすことが目的ではありません。

服を作るときに必要な
順序と考え方を学びます。

背中ギャザー、袖付け、袖口、見返し、衿。

それぞれの工程を通して、
布の分量差をどう扱うかを理解していきます。

布を無理に押さえ込まず、
落ち着く状態を作りながら縫う。

その順序が分かると、
素材が変わっても仕立てが安定します。

この講座で身につくのは、

・分量差を扱う考え方
・ロックミシンに頼らない仕立て
・縫い代まで整える服作り
・衿を成立させる準備の方法
・応用できる縫製の順序

といった、
服作りの基準になる技術です。

ひとつのブラウスを作る講座ですが、
そこで学ぶ内容は、
これから作るさまざまな服に応用できます。

完成する一着は、
ただの作品ではありません。

これから服を作るときの
仕立ての基準になる一着になります。


この講座について

この講座は、
一着のブラウスを完成させることだけが目的ではありません。

背中ギャザー、袖付け、袖口、見返し、衿。

それぞれの工程を通して、
服を成立させる順序と考え方を学びます。

そのため、
レッスンは細かく分かれており、
一つひとつの工程を丁寧に解説しています。

動画レッスンは53本。
それぞれ3〜10分ほどの内容で構成されています。

さらに、
レッスンページには手順と静止画像を掲載し、
印刷して使える教材として整理しています。

学習チェックシートも含めると、
内容は100ページ以上になります。

一つの作品を作る講座ですが、
そこで学ぶ内容は、
これからの服作り全体に応用できます。

この講座は、
短期間で作品を量産する講座ではありません。

順序を理解し、
布を観察し、
落ち着く状態を作りながら縫う。

その考え方を身につける講座です。

完成するブラウスは、
これから服を作るときの
仕立ての基準になる一着になります。



この講座を終えたあと

この講座を終えるころには、
服の作り方の見え方が少し変わっています。

衿が浮く理由。
袖付けでほどく原因。
ギャザーが不自然になる理由。

それぞれの工程で、
布がどこで落ち着こうとしているのかが
見えるようになります。

縫いながら整えるのではなく、
縫う前に落ち着きを作る。

その順序が分かると、
服作りはぐっと安定します。

作れる服の種類が増えるというより、
どんな服でも
仕立ての考え方を応用できるようになります。

気に入った服を見つけたときも、
「どうやって作られているのか」が
少しずつ読み取れるようになります。

この講座で作るブラウスは、
完成して終わりではありません。

これから服を作るときの
仕立ての基準になる一着になります。

カリキュラム

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