なぜ、服作りに正しい裁断の知識が必要なのか

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はじめに
このレッスンへようこそ。

今回お伝えするのは、「前後共通型紙を使った一発裁断」という方法です。
最初に聞くと、「本当にそんなことができるの?」と思うかもしれません。
実際に私も最初からこの方法をやっていたわけではありません。
昔は多くの本に書かれているように、
- 前身頃を裁断して、
- 後身頃を裁断して、
- また前身頃を裁断して……
というように、一つ一つ別々に裁断していました。
でもある時、ふと思ったのです。
「ほとんど同じ形なのに、なぜ別々に切るんだろう?」と。
服作りは、
- 型紙を作る時間
- 生地を整える時間
- 裁断する時間
- 縫う時間
たくさんの工程があります。
その中でも裁断は、仕上がりを大きく左右する大切な工程です。
裁断でズレれば、縫う時に苦労します。
裁断で歪めば、縫い合わせる時にパーツが合わなくなります。
どんなに丁寧に縫っても、裁断で起きた問題を完全に消すことはできません。
だからこそ私は、「どうしたらもっと楽に、もっと正確に裁断できるだろう」ということをずっと考えてきました。
その中で生まれたのが、今回ご紹介する「前後共通型紙の一発裁断」です。
前身頃と後身頃の共通部分を同じ条件で一度に裁断することで、
- 裁断回数を減らし、
- ズレを減らし、
同じ条件のパーツを作ることができます。
すると縫製も楽になります。
- 肩線も、
- 脇線も、
同じ条件で切られているので、自然と合わせやすくなるのです。
この講座で学べるのは、単なる時短テクニックではありません。
- なぜズレるのか
- なぜ文鎮を置くのか
- なぜ生地の向きを揃えるのか
- なぜ同じ条件で裁断することが大切なのか
その理由まで一緒に学びます。
また、このレッスンでは「生地との対話」も体験していただきます。
ハサミで生地を切る時、正しく押さえながら裁断すると、切られる衝撃が指先に伝わってきます。
生地がどのように動き、どこに力がかかっているのか。
それを感じ取れるようになると、裁断は単なる作業ではなくなります。
この方法は、
- 夏のワンピースを何枚も作りたい方にも、
- お気に入りの型紙を色違いで何着も作りたい方にも、
- 販売用に複数枚作りたい方にも
役立ちます。
一度覚えてしまえば、これから先の服作りで何度も使える考え方です。
おうちソーイングマジックは、難しいことを頑張るための講座ではありません。
- 工夫によって労力を減らし、
- 再現性を高め、
美しく仕上げるための講座です。
このレッスンが、
- もっと楽に、
- もっと楽しく、
- もっと自由に
するきっかけになれば嬉しいです。
それでは一緒に学んでいきましょう。






コメント
ちゃんと一枚ずつ裁断していても縫い合わせる時に合わない事があります。重ねて裁断出来てズレない方法は知りたいです。
島本絵理さん
コメントありがとうございます。
今回の講座ではサテン地を2枚重ねていますが、基本的に重ねる時の注意点は同じです。
生地をふんわり空気を入れながら上に重ねていくこと。
文鎮を10個くらい使って、ズレる危険性を確実に防ぐこと。
ハサミやカッターで押さないように、手を広げた分くらい先の生地にシワが寄らないように、意識をしながら裁断する事。
色々気を遣うように感じるかもしれないですが、文鎮と左手で生地を押え、右手で切る。
少しずつ慣れて頂けたらと思います!
実際にやってみて、迷ったり謎な部分、分からないことがあったらまた教えてくださいね。