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足利のお店で、また会えた景色
2023年、足利市を訪れた時のことです。久しぶりにあの世界観に触れることができました。店内にはギャザー、フリル、ピンタック、レース。私が30歳の頃に衝撃を受けた服たちと同じ空気が流れていました。とても懐かしくて、とても楽しかったです。

私は昔、原宿にあるカネコイサオワールドのサンプル縫製をやらせていただけないかと思い、営業に行ったことがあります。1993年、30歳の時でした。
原宿で後ずさりした日がありました

ショールームへ案内され、ハンガーラックを見た瞬間、私は後ずさりしました。そこに並んでいたのは、ギャザーだらけの服。ピンタックだらけの服。フリルだらけの服。美しいプリント生地。三色展開で並ぶ商品たち。とにかく装飾の洪水で、服というより圧倒的な作品群でした。
「こんなの作れるわけがない」そんな言葉が頭をよぎりました。でも同時に、どうしてこんなにも美しいのだろう、どうして人はこんな服に惹かれるのだろう、とも思いました。後ろに下がろうとする頭を、手で前へ押し戻しながら、必死で話を聞きました。
美しい。でも作る側は地獄
生地は美しい。色も美しい。同じ型でも色違いで何枚も欲しくなる、見ているだけでため息が出る世界でした。でも、作る側になると話は別です。
この服を見てください

一見すると可愛い服です。でも縫製目線で見ると、恐ろしい量の仕事が入っています。
- 衿ぐりギャザー
- 段々ギャザー
- フリル
- ピンタック
- レース挟み込み
- カフス
- パイピング
- 装飾テープ
どこを見てもギャザー、どこを見てもフリル、どこを見ても難所でした。
その後、私は実際に仕事としてこの装飾たちに向き合うことになります。ギャザー、フリル、リボン、ピンタック。毎日のように縫いました。
正直、ギャザーが嫌いでした。正確に言うと、ギャザーで苦労するのが嫌いでした。均等にならない。寄せ直しになる。縫い付けるとズレる。片方だけ余る。カフスに付けると歪む。何度もやり直し、何度もほどきました。
でも、ある時気付きました

ギャザーが嫌いなのではない。ギャザーの扱い方が分かっていないだけだ。だったら解読しよう、と。
どうやって均等に寄せるのか。どうやってカフスへ付けるのか。どうやって美しく見せるのか。それが分かると、ギャザーは苦痛な作業ではなくなります。
ある時、お子さんの発表会用ドレスを作られている方の投稿を見かけました。そこには、ギャザーが大変だった、ギャザーで苦労した、という内容が書かれていました。
その時に思いました。ギャザーのやり方が分かったら、もっと楽しくなるのに。ギャザーが苦手なまま終わるのは、もったいない。だから私は、この講座を作りました。
そして完成したのがこの講座です
この服を見た時、「無理」と思っていた私が、今では構造が見えます。ギャザーを寄せる位置、寸法の合わせ方、縫い代の整え方、ミシンの加減。経験で覚えるしかないと思われていたことを、初心者でも再現できる形にしました。それがこの講座です。
DVD時代から人気だった講座
この講座はDVD販売時代から残している講座です。
- ギャザーの基本編(50分)
- 紺のワンピ ギャザー〜コバステッチまで(54分)
- 黒のワンピ ギャザーについて(45分)
- ギャザーの前後(69分)
いま見直しても、とんでもないボリュームです。それだけギャザーという技術には、語るべきことがあるからです。
さらに今回は、365回講座から抜粋したカフスへの縫い付けレッスンも収録しています。
- 201回目 ギャザーを寄せる&カフスの合印
- 202回目 ギャザーをカフスに縫いつける
- 206回目 カフスの復習1 縫い代を整える意味
- 207回目 カフスの復習2 ギャザー付けミシンの加減
寄せたギャザーを実際にカフスへ縫い付けるところまで学べます。つまり、ギャザーを寄せて終わりではなく、ギャザーを服として成立させるところまで学べる講座です。
この講座で手に入ること
- ギャザーが均等に入るようになる
- ギャザー付けの失敗が激減する
- カフスへの縫い付けが理解できる
- ギャザー服の構造が分かる
- フリルや装飾服を見る目が変わる
- 難しそうな服に挑戦できるようになる
- ギャザーが好きになる
30歳の私は、ショールームで後ずさりしました。でも今なら分かります。あの服たちは、才能で作られていたのではありません。構造で作られていました。そしてその構造は、誰でも学ぶことができます。
ギャザーが苦手な方ほど、ぜひ見ていただきたい講座です。
カリキュラム
- 2 Sections
- 8 Lessons
- 期限なし






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