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ギャザーで失敗しないための縫い方、徹底追及

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202回目 ギャザーをカフスに縫いつける

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カフスにギャザーを縫つける時に、注意したいことは、山を越えないということです。

カフスでもベルトでも、ケンボロでも同じです。

出来上がり幅に作った折り山を乗り越えて縫ってしまっては、本末転倒なんですね。

201回目で、カフスのつけ方、衿のつけ方のことを書きました。


実は狙いは、多分ここ何だろうと思うわけです。


私がインベルまで使って、ものすごく丁寧に出来上がり幅に作るでしょう?

縫い代の幅さえも整えることって、現場ではやりません。
もっと生産性とスピードを求められるので、ガンガン作るときに、出来上がり幅は絶対ですが、縫い代の幅をそこまでは作り込みません。


アイロンだって、技術です。
が、ミシン場よりもアイロンの方は交代が早いです。

アイロンは暑いときはぶっ倒れそうになるくらい暑いんですね。
しかも握っているのも、顔面を持っていくのも熱した場所です。

脱水どころの騒ぎじゃありません。

しかも、悪いことにミシンを踏んでいると、下半身が腿の場所でうっ血して、むくみやすく冷えやすい悪循環です。


ミシンの近くで作業しなきゃならないのに、体感温度が全然違うため、アイロン場の人は気の毒です。


冷えるとミシンのスピードが上がらなくなり、どうにも両方の我慢を強いられる部署がアイロンで、辞めてしまう人も多いし、初心者はまずアイロンで工程を覚えさせる部署でもあり。。。

多数の原因があって、アイロンの出来上がりに完璧を求められない事情があります。


では、完全な出来上がり幅にした折り山を、ミシンで乗り越えたりしないために何をするのか?ということで考えられたのが、201回目の表側を最後にステッチで留める方法になったのではないかなぁと。


まあ、そんなことはどうでも良いことですが。

とにかく、生地の厚みに合わせたキセ分(折れるのに必要な余分)を丁寧にインベルを挟んで作ったのですから、そこに抵触しないようにしたいわけです。

ですので、ギャザーミシンも8mmで完全にかかるようにして、ギャザーの縫いつけの時はギャザー寄せのミシン糸のちょっと出来上がり側=9mmを縫うようにします。


この9mmは絶対に守る鉄板です。


動画でも山のところまで1cmと測っていますよね?
だって、そうなるようにアイロンで折ったんだから当然です。

ミシンの縫いつけで9mmを守ると、何がご褒美になるか、ご存知でしょうか?^-^

折り山の際をちゃんと縫いつけられていると、コバステッチなど慣れていなくても上手に縫えます。



それを知ったのは、若い頃でしたが、現場で修業したときに痛感しました。


ベルトの縫いつけを行う部署の専門家がいるけれど、コバの専門部署はないw


なるほどなぁ!と思ったんです。


でも、先に書いたように、ベルト幅は完璧でも、縫い代が完全に平行ではないので、どうしても縫いつけが揺らいでしまいます。


山を確認し、押え金の中心から少しずらし…。


気の遠くなるような集中力で縫いつけます。


私はベルトのコバや、ステッチなどにしょっちゅう駆り出されていましたが、とうとう最後まで縫いつけに駆り出されることはありませんでした。

その人の独断場だったからだし、縫いつけた後の方が圧倒的に作業が多いし、当然と言えば当然なのですが、神聖な部署だからでもあります。

その神聖な部分を、オンラインでどうやったら教えられるのか?ということをずっと悩んできました。

それでパイピングなどで、私は現役の時では決してしてなかった方法を編み出して教えることにしました。


それが基礎の基礎です。


【縫い代までとことん作ってしまう事】

ここをいい加減にしないことで、神聖な部署をお気軽なお友達にしてしまおうと考えて、成功しています。


どうか疑わずに、私のやり方を実践してみてください。


苦悩の果てに考え付いた方法ですが、過去の自分に教えてあげたいです。


もっとも現場の修業時代に流した涙があったから、今の自分になったので、感謝してあげるべきですね^^



狙いはもっと深い場所にあります。


このやり方は基礎中の基礎なので、どうかどんなものもこの方法で作って、常にこの方法に落とし込むにはどうしたらいいのかのセンサーを敏感に働くように、訓練していてください。

感じること、敏感に反応する事、何度でも繰り返すこと。

時々思いついた方法も恐れずにチャレンジして、怒涛の痛い目にあう事。

分析して失敗から得られたものを探すこと

分析するときは、何かのせいに押し付けて一括りにしないで、全体の流れから一個一個の作業にまで振り返って、失敗した過程のどこに生まれる原因があっただろうかということを、つまびらかにすることです。


隠したり見ないふりをするのではなく、自分自身に言い訳せずにメスを入れて、ばらばらに分解し、原因を探索します。

犯人捜しではありません。


あなたを成長させてくれるキーマンを、雑多な中から探し出すのです。


これが出来ると、いろんなことが一気に上手になります。


あまりいい気分じゃない時もありますが、習慣にするとかなりいけます。


社会性と全くかけ離れた、己との対話なので慣れてないといやかもしれないですが、頑張ってやってみてくださいね。


では、また!^^

あなたのミシンlifeが、表現の豊かな、夢多きものとなりますように。

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